御堂筋税理士法人創業者ブログ

御堂筋税理士法人の才木です。



毎月、経営会議に参加している会社があります。

新しい期がはじまって第1回目の会議です。


私が注意してチェックしたかったことの一つは、

『今期の戦略の進捗チェックできる

仕組みが整っているか?』です。

 

仕組みとは、

チェックできる資料

とチェックする場と方法のことです。


まず、戦略に従ったチェック資料はどうか?

今期の戦略は、比較的小規模の新規のお客様を

○○件獲得し、売上総額○○円を増販することです。



資料のポイントは、

1.新規顧客へのアプローチが見える化できること

  ⇒KPIは訪問予定回数と訪問実施回数

2.口座開設後の売上推移が見える化できること

  ⇒販売の増減から事実を推測する。

3.営業担当者が振り返れるような工夫


と主に3点です。





この3つのポイントを網羅できる資料をメンバーで話しあいました。
そして、その資料を使って

いつ、どのようにして部下と上司が

会話をするかというも議論しました。


これが、チェックの場と方法ですね。
ある営業所長が言いました。
『当月予測と実績を確認しながら、
来月の予測をするときに、来月の行動予定を
決めてもらうことが大切ですね』



まったく、その通り!


ということで、今期の重点戦略のチェック資料改定の

意思決定がなされました。




資料は、人間の思考を左右する大切なツールです。

会議時間は、3時間予定が4時間と1時間延長となりましたが

とてもいい意思決定ができたと思いました。


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