御堂筋税理士法人創業者ブログ

御堂筋税理士法人の才木です。


66日(土)クロスウェーブ梅田にて

流通業を営むお客様の経営計画発表会に

招待いただきました。

法人化第50期を迎える年度の発表会です。



経営計画書は、昨年度の反省から始まり、中期計画そして
単年度計画そして部門計画と、しっかりと練り上げられた
構成となっています。

現社長のご子息の専務様が後継者として入社され

業績改善も更に加速し、中期3年目標の経常利益を

2年目で一気に達成してしまうほどの素晴らしさです。


その中、おごらずに3年目の目標を幹部メンバーと
共有しての発表で、お聞きしていてとてもすがすがしい
気持ちになりました。

発表会の最後に、ご挨拶の機会を頂きましたので

私からは、3つのお話をさせて頂きました。


一つ目は、業績目標について。

1人当たり粗利』について

中小企業では、まず1000万、そして1200

さらに1500万、2000万というようなステップを

踏むということです。


損益計算書上のポイントは、ここに集約されます。
1人当たり粗利が向上しない限り、スタッフへの分配は
行われません。

売上増加にこだわらない戦略は同感だということ!



二つ目は、素晴らしい中期計画戦略骨子について。

このお客様の中期経営計画の4本柱が素晴らしい。

      


      営業戦略

新事業戦略      業務戦略


   社員のキャリアアップ


というように、下から上の戦略を支えるという

構図になっています。


発表されるそれぞれの部門の目標がしっかりと

この戦略骨子に従って、発表されており、

中期経営計画3年目の集大成としての今期の

課題も明確になっているところが素晴らしい!

そして、その中期経営計画の4本柱が

経営理念に結びついているので、芸術的です。


最後に3つ目のお話は、チャレンジ精神として。

このような素晴らしい計画を実現することは

並大抵の努力では成しえない。


つまり、失敗や挫折がつきまとうでしょう。
そこで、私が大切にしている『中庸』の言葉を
贈らせていただきました。

人一能之

  己百之


人一たびにして、これを能くすれば
 己、これを百たびす。

できる人が、1回でできることは

 私は、100回チャレンジして成し遂げるんだと。



おそらく、今期の目標も達成されると思われますが、
その目標達成の度に、精神面そしてスキル面共に
スタッフの方々が成長されていることが会社の財産と
なっているのだと改めて感じさせてもらいました。

発表会後の懇親会では、新入社員のお二人が
5分間の自己紹介を実施!

メンバー全員で大盛り上がり!

新入社員がいきなり5分間話す仕掛けが

そこにもありました。

本当に素晴らしい芸術的な発表会でした。

















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