1人当たり粗利1200万達成!
2018.04.27
ブログ
コンサルティングに強い御堂筋税理士法人の才木です。
「やっと1200万達成しました!」
と社長が会議前に報告してくれました。
BtoB事業を継続しつつBtoC事業を立ち上げて苦節10年。
やっと、年間従業員1人当たり粗利1200万円を達成されました。
一時期、赤字決算に陥ったこともありましたが、
粘り強く、メンバーと向き合い、新事業にチャレンジし
そして既存事業の生産性を改善しながらやっと到達した
1人当たり粗利1200万。
「1人当たり粗利1200万」
このワードは、10年間追い求めてきたKGI。
中小企業であれば、1200万はまず到達したい地点。
その後、1500万、1800万、2000万、2500万へ。
私もとても嬉しかったです!
しかし、これからは「1人当たり粗利」ではなく、
「人時生産性」にものさしが変わるでしょうね。
算式 = 粗利 ÷ 労働時間 で計算されます。
1人当たり粗利が月間100万あったとして、
A社は月間労働時間が168時間(8時間×21日)
B社は月間労働時間が208時間(残業40時間)
A社の人時生産性は、5,952円
B社の人事生産性は、4,807円
B社はA社の生産性の約80%。
1人当たり粗利だけでは、この違いは判らない。
1人当たり粗利が高くてもブラック企業であれば・・・・。
働き方改革等、労働環境改善も経営課題となった今、
これからの生産性のKGIは、【人時生産性】となりそうですね。
と社長にお話しすると。
「確かに!もっと給料もメンバーに分配したいですしね!」
次の目標へすでに切り替えた模様。
素晴らしい!!
コンサルティングに強い税理士法人 御堂筋税理士法人の才木でした。