御堂筋税理士法人創業者ブログ

御堂筋税理士法人の才木です。



プロ棋士羽生善治さんの

『捨てる力』を読みました。







私は、中学生の時、学校のクラブは
将棋部に所属していました。

小学校から続けていた地域の野球クラブチームが

メインの活動で、学校のクラブは文科系の

クラブしかお許しが頂けなかったからです。



理由はどうあれ、将棋部部員で地方大会にも
出場し、他校と団体戦や個人戦を行っていました。

今でも日曜日の午前中にNHK杯の

大局をテレビで見ることもあります。



思考する訓練として、将棋はとてもいいと思います。
元プロ野球選手の古田敦也氏もお父さんから将棋を
教えてもらった経験がキャッチャーというポジションを
務めるときにとても役立ったと言っています。


将棋の思考方法が、実務にも役立つのではと

考えています。



羽生さんは著書の中で
『仮説・検証・反省』と表現しています。
1.アイデアを思い浮かべる(Plan
2.そのアイデアが上手くいくか調べる(Plan
3.それを検証した上で試合にて実行する(Do
4.実践後の検証と反省する(CheckAction


そのあと、続きます。

アイデアは急には思い浮かばない。

準備が必要だと。

その準備とは、

1.情報の整理整頓(データベース)

2.情報の取捨選択(捨てる力)

3.情報をまとめる(使える情報とまとめる)



ただ、この準備には一つの落とし穴がある。
データや知識、常識、思い込みが先入観と
なって新しい発想やアイデアを邪魔するという現象。


この状態に陥ったと感じた場合は、

一旦、その情報を横において白紙で考える。



このようにして、羽生さんはプランを
構築するということ。


ビジネス界でも全く同じ。

ドラッカーがいう小企業の3つの重点課題。

1.大企業以上の戦略をもつ

2.組織の役割分担を明確に

3.企業内情報管理体制を構築する

この第3原則の具体的アプローチに

通じることだと思います。



『整理整頓』『取捨選択』

     

     ↓


『使える情報のまとめ』


私が苦手な行動だな・・・・・。

しかし、チャレンジしてみよう。


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