目標の自己管理
2015.07.27
経営
御堂筋税理士法人の才木です。
先日、あるセミナーで講師の先生がおっしゃっていた言葉。
『目標設定時の留意点=アバウト言葉はやめよう。』
つまり、経営計画書に下記のような言葉で
表現がストップしている場合は要注意!
・明確化する
・向上する
・努力する
・意識する
・質を高める
・目指す
・深める
・企画する
・レベルアップする
・的確なアドバイスをする
・助言する
・調整する
・検討する
・監督する
・管理する
・運営する
・徹底する
・支援する
・進捗管理する
・強化する
・円滑化する
・遂行する
・効率化する
・ワンランクアップする
・改善する
・拡大を図る
・浸透する
・把握する
・定着化する
・評価する
・関係を深める
・協力体制をはかる
・環境づくりをする
・図る
・共有化する
・吸収する
実際に、私も使っている言葉がたくさんあります・・・・。
意識して抽象的な表現として使用するには、いいと思われるが、
目標達成仮説つまり手段として行動を表現するときには、
このような表現をさらに細分化して行動レベルに落とし込む
必要があるのでしょう。
しかし、そのエネルギーは、ドラッカーの言う
目標の自己管理(MBO)の考え方がベースになるのであろう。
以下、マネジメントから引用
『目標管理の最大の利点は、自らの仕事を
自らマネジメントできるようになることである。
その値打ちは、支配によるマネジメントのかわりに、
自己管理によるマネジメントを可能にすることである。
自己管理が強い動機づけをもたらす。
最善を尽くす願望を起こさせる。
目標を上げさせ、視野を広げさせる。
自らの仕事ぶりを管理するには、
目標に照らして、自らの仕事ぶりと
成果を評価できなければならない。』
実現したいと腹の底から願うことこそが
エネルギーの源なのでしょう。