会計事務所と顧問先企業のクラウド経営セミナー
2015.06.22
セミナー
御堂筋税理士法人の才木です。
6月19日(金)MAP経営さんのセミナーに参加しました。
『会計事務所と顧問先企業のクラウド経営セミナー』
今回のセミナーは3部構成
第一部 マネーフォワード 辻社長
第二部 大石会計事務所 大石先生
第三部 MAP経営 浅野社長
『クラウドインパクト』
『会社はおとなの学校』
『MAP流経営計画』
という3つのテーマで、一見関連性がないように
見えますが、実はとても関連付けられるとても深い
気付きを頂きました。
まず第一部の辻社長のクラウドサービスのお話し。
これは、IT技術がもたらすこれからのビジネス界の
プラットホームの変化についてお教え頂いた感じ。
武装度でいうと、石→刀→鉄砲→爆弾というような
IT武装によりビジネスをどのように有利に進めるか
お客様にどう還元するのかという風に捉えました。
もちろんマネーフォワードさんのサービスも案内も
ありましたが、私にとっては導入済みですので、
そのではなく、これからの仕事がどのように変化するのか?
という視点でとても勉強になりました。
これからも、目まぐるしく変化するでしょうから定期的に
情報のキャッチアップが必要だと再認識。
そして、第二部大石先生。
第2回会計事務所甲子園全国大会準優勝と
実行委員である私にとっては仲間のような事務所。
しかし、じっくりと大石先生のお話をお聞き
するのは、初めて。
会計事務所甲子園のプレゼンでもあったように
『大人の学校』というキャッチフレーズで、
大石会計事務所が人間教育の場だということです。
スタッフが活き活きと働けるための工夫をたくさん
凝らして経営している大石会計。
論語教室、体育の授業(マラソン)、近隣お掃除。
『価値ある目標』をいかに設定するのか!
という言葉が特にインパクトが強かったです。
マラソンについては、私との共通の趣味
ということで、話が盛り上がりました!
最後に、MAP経営の浅野社長の登壇です。
浅野社長とは、たまたま同年代でかつ事業承継の
パターンも私とも似ていることもあり、とても
仲良くさせていただいています。
(そう思っているのは私だけかも 笑)
浅野社長のお話で印象に残ったこと(まとめ引用)
1.外部環境に対応する
2.経営計画は課題設定のツール
3.会計事務所のサービスは自社実践そのもの
4.決めたことをやりきる!
1の外部環境はまさにIT技術革新のビジネス界展開
なのです。辻社長の提言を受け入れるかどうかは、
私たち自身。
2の経営計画の位置付けですが、経営計画はあくまでも
ツールであり、作ることが目的になっては全く意味がない。
経営計画を中心とした経営のスタイルに移行することが大切!
3の会計事務所のサービスは自社実践そのもの
についても、全く同感!
お客様に勧めるのに自事務所は実施していませんと
いうことはあり得ないでしょ。
しかも、経営にかかわるサービスで・・・・。
この視点は、これからの時代もっともっと問われる
ポイントになりそうです。
4の「やりきる姿勢」については、大石会計のことです。
このやりきる組織を『大人の学校』を通じて創りあげて
いるのだと感じました。
したがって、3つのテーマは一見バラバラでしたが、
実は、しっかりとチェーンのようにつながっていたのだと
とても感激しました。