御堂筋税理士法人創業者ブログ

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人の才木です。

安岡定子先生をお迎えしての御堂筋論語塾
も第4講となりました。

いつも自分自身の行動を振り返り
気付きを頂きます。

今回は、大きく二つ
一つ目は、言葉を慎むということ。
二つ目は、『仁』の定義について。

一つ目については、子張という弟子が
孔子に職につく方法を学んだ一説。

『できるだけ多くを聞いて、疑わしいことは除き
用心して確かなことだけを言うようにすれば、
人からとがめられることは少ない。
多く見てあやふやなことはさけて、確かなことだけ
用心して行うようにすれが、後悔することは少ない。
このように、言葉にとがめが少なく、行いに悔いが
少なければ、就職の道は自然とひらけてくるものだ』

たまたま、就職の道についてだが、人生の道という
という視点でも全く違和感のない一説です。

私自身、思ったことをすぐに口にする癖があると
感じているので、改めてハッと気付かされました。

もう一つは、『仁』という言葉。
論語の中でも、100程の章句で
登場する言葉だそうです。
その中でも中心的な表現を
安岡先生が挙げてくださいました。

『仁者は、苦労を先にして利得を後にする。
 これが仁というものだ。』
(雍也第六)

『私利私欲に打ち克ち、社会の秩序と調和を
保つ礼に立ち戻るのが仁である。
たとえ1日でも己に克って礼に復れば、
天下の人もおのずから仁になっていく。
その仁を行うのは、自らの意志によるべきで
他人のたすけによるべきでない。
礼にはずれたことは、視ないように、
礼にはずれたことは、聴かないように、
礼にはずれたことは、言わないように、
礼にはずれたことは、行わないようにすることだ。』
※孔子の四勿主義
『礼に非ざれば、視る、聴く、言う、行うこと勿れ』

『人に無理強いをしない。そうすれば
国においてもうらまれることがなく、
家においてもうらまれることはない。』

『仁者は、言葉を謹んで控えめにする。
 言ったことを実行するのは甚だ難しい。
 そこで仁者は言葉を控えめにしないで
 いられないということだ』
(顔淵第十二)

共通して言えることは、慎言とつながっているということ。
今日から、無口になるかも。

コンサルティングに強い税理士法人 御堂筋税理士法人の才木でした。


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