ランニング時のコックピットと経営のコックピット
2019.05.25
ブログ
私は週に1回10kmを走っています。
大体2㎞で淀川までたどり着き、
その後3kmメートルの距離を往復する
ランニングコースとなっています。
淀川沿いを走りはじめると、
「今日は自分の体の調子がいいなぁ」
と思ったり
「思っているよりいいペースで走れているなぁ」
と感じることがあります。
そして、折り返し地点から戻ろうとすると、
「風、キツッ・・・・」
と向かい風に気づくことになります。
走ったことのある人ならわかると思いますが、
実は追い風は、感じにくいものなのです。
向かい風は、逆に向かうので肌身で感じます。
もし、目標タイムを設定して走っていたらどうするか?
行きの感じにくい追い風を感じながら、ペースアップし、
後半の落ち込みをカバーするタイムで前半にペースアップ
するかもしれません。
その目標達成をサポートしてくれる
ツールがGPS時計です。
1㎞当たりの瞬時ペース、累計ペース、
トータル時間、残り距離。
私は、この情報を絶えず
確認しながら走っています。
私のランニングコックピット。
ほぼリアルタイムに管理していても、
その日の体調やメンタルで目標達成
できない事があります。
私の場合は、目標達成緊張が途中で
切れてしまい、あきらめた時が未達成となります。
コックピットを見ながら、
精神面の緊張コントロールと
身体面の異常がないかのチェックを
バランスよく行う必要があります。
この現象は、ランニングに限らず
仕事にも通ずる現象であると考えています。
自社が順調に推移している時、
これは追い風が吹いているのか
または向かい風の中、順調な結果を
残せているのかを
様々な視点でチェックする
必要があると言う意味です。
うまくいっている時、
それが追い風による成果であれば
向かい風になった時の準備を
何か考えなければいけないでしょう。一方、向い風の中で、良い成果を出せているという場合、
何らしかの別の要因があると想定されます。
それはスタッフの想定以上の行動が成果に起因しているのか?
または想定外のサービスがうまく機能している等々の理由が
考えられます。
どちらにせよ、結果だけを見るのではなく、
その因果関係までしっかりと
分析することが必要だと思うからです。私たちは、そのような原因分析ツールを
経営のコックピットと呼び、毎月チェックしています。
現在は、ランニングのように
リアルタイムでチェックできるアプリを
ITソリューション部の高原さんに
作ってもらっています。
とても楽しみです!
そのコックピット会議の仕組みを
コンパクトにお伝えするセミナーを
2019年5月29日(水)
16:00 〜 17:30で開催します!
【よい会社にするための効果的会議セミナー】
講師は、扇原 実之が努めます!
https://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=3151#entry
若干席、残りがあるようなので、ご興味あれば
是非、ご参加ください。