論語での気づき
2018.08.27
ブログ
御堂筋税理士法人の才木です。
昨日は、月に一度の御堂筋論語塾。
気づきをシェアさせていただきます。
〈里仁第四〉
●子の曰わく、
朝に道を聞きては
夕べに死すとも可なり
先生がおっしゃった。
「ある朝、物事の道理が掴めたとしたら、
その日の夕方にはもう死んでしまっても本望だよ」
そんな簡単に道が見つかることはない・・・・。
●子の曰わく、
君子の天下に於けるや、
適も無く、莫も無し。
義にこれ与に比(した)がう。
先生がおっしゃった。
君子が天下に君臨する状態とは、
こうしなければならないと決めることもなく、
こうしてはならないと決めることも無い。
ただ義にしたがうだけである。
誰が正しいかではなく、
何が正しいのか?
正しいことは何かが
常に判断基準としてある状態。
●子の曰わく、
利に放りて行なえば、
怨み多し
先生がおっしゃった。
「利害を中心に行動すると、
怨まれることが多い。」
先義後利ですね。
●曾子の曰わく、
夫子の道は忠恕のみ。
曾子が言うことに
「先生の道は、内なる道徳心に背かないことと
人に対する真心だけです」
私の大好きな、曾子の登場!
真心なる思いやり。
「忠恕」は究極の「仁」
〈衛霊公第十五〉
●子の曰わく、人能く道を弘(ひろ)む。
道、人を弘むるに非ず。
先生がおっしゃった。
人こそが道を広くするのだ。
道が人を広くするのではない。
自分で切り開いて
生きていく。
自分がすべて。。。