御堂筋税理士法人創業者ブログ

御堂筋税理士法人の才木です。

 

昨日は、月に一度の御堂筋論語塾。

気づきをシェアさせていただきます。

 

為政第二

●子曰わく、由よ、女(なんじ)に

これを知ることを誨(おし)えんか。

これを知るをこれを知ると為し、

知らざるを知らざると為せ。

是、知るなり。

 

孔子がおっしゃいました、
「仲由子路(ちゅうゆうしろ)よ、

お前に “知る” と言う事を教えましょう。

それは知っている事を知っていると認め、

知らない事を知らないと認めることです。

これこそ本当に “知る” と言う事です。」

 

ソクラテスの「無知の知」

彼は何も知らないのに何かを知っていると信じており、

これに反して私は何も知りはしないが、

知っているとも思っていない。

ということと同意。

 

●季康子(魯の大夫)問う、

民をして敬忠にして

以て勧ましむるには、これを如何。

子曰わく、これに臨むに

荘を以てすれば則ち敬す、

孝慈なれば、則ち忠あり。

善を挙げて不能を教うれば、

則ち勧(すす)む。

 

季康子が質問された。民を上に対して敬わしく忠実で、

かつ善を行うようにさせるには、どうしたらよいのか。

先生がおっしゃった。

 

荘重で威厳ある態度で民に接し、

民に対して慈愛深くすれば、

民は上に対して忠実となります。

また、よい行いをする者を採用し、

よい行いをしない者をよい行いをするように

教えれば、民は善を行うようになります。

 

トップが社員に対する振る舞いと全く同じ。

わたし自身、「荘」という言葉とは

程遠い振る舞いが多いと気づく。

大反省…。

 

里仁第四

●子の曰わく、

君子は義に喩(さと)り、

小人は利に喩る。

 

先生がおっしゃった。

君子は正しい道理に通じており、

小人は目先の利益にばかり通じている。

 

意思決定は、利益からスタートいれば小人レベル。

立派な君子は、義からスタートする。

ドキッ。

 

月一度の道徳的振り返りの時間。

とても、ありがたい時間です。


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