御堂筋論語塾
2018.03.27
ブログ
御堂筋税理士法人の才木です。
2年間ワンクールで安岡定子先生にご教授いただいた論語塾。
http://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=2473#entry
3月で最終回となりました。
最終回ということで、安岡先生が再度重要章句
13章句をピックアップしてくださいました。
なかでも、君子という立場で重要な2章句は
私も起き入りの章句です。
子曰わく、君子は義に喩り、小人は利に喩る。
君子は、義に敏感でであるが、小人は、利に敏感である。
子曰わく、質、文に勝てば則ち野なり。文、質に勝てば則ち史なり。
文質彬彬として、然る後に君子なり。
「先師がいわれた。質がよくても文がなければ一個の野人に過ぎないし、
文は十分でも、質がわるければ、気のきいた事務家以上にはなれない。
文と質とがしっかり一つの人格のなかに溶けあった人を君子というのだ」
と訳している(現代訳論語)。
見た目だけよく、内面が乏しいことはダメだし、
中身がしっかりしていても外見が良くないことも
野暮ったい。
外見と内面とが均衡されており、
素晴らしい状態を目指すべきとの一文。
最後に、
子曰わく、人遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り。
「先師がいわれた。遠い将来のことを考えない人には、
必ず間近かに心配ごとが待っている」と訳している(現代訳論語)。
経営者として、とても重要な心構えだと感じます。
目の前のこと(今日、今月、今年)も大切だが、
遠い将来(5年から10年先いやもっと?)のことも大切。
経営者として、一人の人間として自分を振り返る
非常に重要な時間をこの論語塾で過ごしています。
来月4月から新しいクールがスタートします。
また、楽しからずや。
http://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=2473#entry
御堂筋税理士法人の才木でした。