御堂筋税理士法人創業者ブログ

御堂筋論語塾での学びです。

 

毎月第5月曜日(17時~19時)

※一部違う場合もあります。

安岡定子先生をお招きして行う

御堂筋論語塾。

https://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=3375#entry

 

昨日は、先進第十一

子貢問う、
師と商とは孰(いず)れか賢(まさ)れる。

子の曰わく、
師(子張)や過ぎたり、
商(子夏)や及ばず。

曰く、
然らば即ち師は愈れるか。
子の曰わく、
過ぎたるは猶お及ばざるがごとし。

【現代語訳】

子貢が質問した。
「子張と子夏(孔子の弟子の名)では、
どちらが優れていますか」

先生がおっしゃった。

「子張は(学問・仕事などを)やり過ぎる。
子夏はやり足りない」

「それでは子張が優れているのですか」

「いや、そうではない。
やり過ぎはやり足りないのと同じくらい、
ダメだ。中庸が大事だというのだ」

 

現時代の慣用表現の
「過ぎたるは、及ばざるがごとし」
は、このようなシーンで生まれました。

実は、質問者の子貢は、子張と子夏のどちらかと
いうと、子張に近いタイプだったとのこと。

従って、子貢からすると、自分も重ねて、

「それでは子張が優れているのですか」
と質問したかも。

その子貢からの質問だったので、意図的に
「過ぎたるは、なお、及ばざるがごとし」
と、子貢に向けたメッセージととれます。

もちろん、子貢も孔子からのそのメッセージを
受け取ったことでしょう。

 

 

 

 

「過ぎたるは、なお、及ばざざるがごとし」

 

やりすぎてもだめ。

足らなくてもダメ。

 

仕事ばかりで、身体を酷使しすぎてもダメ。

身体を心配するあまり、仕事に集中できなくて、

成果に乏しくてもダメ。

 

当たり前のことを、2500年前の論語を通じで

再確認する時間です。

 

経営者、経営幹部、会計事務所の仲間の皆さん。

一緒に学びませんか?

https://www.management-facilitation.com/seminar/detail/?ssid=3375#entry

 

 


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