御堂筋税理士法人創業者ブログ

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人の才木です。

 

「やっと1200万達成しました!」

と社長が会議前に報告してくれました。

 

BtoB事業を継続しつつBtoC事業を立ち上げて苦節10年。

やっと、年間従業員1人当たり粗利1200万円を達成されました。

 

一時期、赤字決算に陥ったこともありましたが、

粘り強く、メンバーと向き合い、新事業にチャレンジし

そして既存事業の生産性を改善しながらやっと到達した

1人当たり粗利1200万。

 

「1人当たり粗利1200万」

このワードは、10年間追い求めてきたKGI。

中小企業であれば、1200万はまず到達したい地点。

その後、1500万、1800万、2000万、2500万へ。

私もとても嬉しかったです!

 

しかし、これからは「1人当たり粗利」ではなく、

「人時生産性」にものさしが変わるでしょうね。

算式 = 粗利 ÷ 労働時間 で計算されます。

 

1人当たり粗利が月間100万あったとして、

A社は月間労働時間が168時間(8時間×21日)

B社は月間労働時間が208時間(残業40時間)

 

A社の人時生産性は、5,952円

B社の人事生産性は、4,807円

 

B社はA社の生産性の約80%。

1人当たり粗利だけでは、この違いは判らない。

1人当たり粗利が高くてもブラック企業であれば・・・・。

 

働き方改革等、労働環境改善も経営課題となった今、

これからの生産性のKGIは、【人時生産性】となりそうですね。

と社長にお話しすると。

 

「確かに!もっと給料もメンバーに分配したいですしね!」

次の目標へすでに切り替えた模様。

素晴らしい!!

 

コンサルティングに強い税理士法人 御堂筋税理士法人の才木でした。


関連記事

Noimage ブログ

経営計画作成セミナー最終回

Noimage ブログ

論語塾での気づき

Noimage ブログ

経営者の条件(第2章)

Noimage ブログ

写真で見る御堂筋税理士法人

Noimage ブログ

日本経済新聞に弊社の日報システムを掲載いただきました!

Noimage ブログ

御堂筋税理士法人のSDGs

Noimage ブログ

ドラッカー博士に訊く

Noimage ブログ

経営者の条件(第3章)その1