御堂筋税理士法人創業者ブログ

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人の才木です。

私の三男が子供会のソフトボールチームに所属しており
日曜日には、応援とともに子供たちにソフトボールを教えています。

小学校4年生までサッカーをしていた三男。
小学校5年生になり、転校してからソフトボールを始めて
ちょうど1年が経ちました。

新チームになって、レギュラーに抜擢され
3番ライトで頑張っています。

先日の試合で、高めのボール球を振っての三振。
高さは頭付近のボールでした。
僕らの世代では、漫画ドカベンの悪球打ち岩木の
ホームランボール(笑)

監督・コーチ陣から
『そんなボールは振っても当らんで!』
三男
『はい』

次の打席、同じようなボール玉をまた空振りして三振。

私自身は、野球経験者ですし、
監督・コーチ陣と同じ感想です。
『ボール球を振っても当らない。』

そこで、本人に家で確認しました。
『なんで、あんな球を振るの?』
三男
『思わず振ってしまった。』

『ストライクゾーン知ってる』
三男
『ひざから脇まで』

『OK。じゃなんで振るの?』
三男
『思わず・・・・』

『ピッチャーが投げてからどのあたりで
ストライクボールの判定をしてる?』
三男
『わからない・・・・
 なんとなく・・・・』

そこで、気付きました。
もちろん、ピッチャーのスピードにも
よりますが、投げてからどの時点でどれくらいの高さ
の場合には、ボールと判定するのかという具体的な
振るか振らないかの意思決定のポイントを
教えてあげないとダメなのかと。
10.67メートル間(ピッチャーからホームベースまでの距離)
で、どの時点で、彼の目線でどの高さであれば、振らない。
という練習をすればいいんだと。

それから、ボールとストライクを見極める練習を
しました。

最初は、微妙な反応をしていましたが、
10球ぐらいで、ボール・ストライクの判定が
できるようになりました。
もちろん、完璧ではありませんが、以前に
比べるとずいぶん良くなりました。

これから、投球を余裕持って見極められるように
なれば、バッティングの幅も広がれば嬉しいな。

ここでの私の学びは、
経験者の反応をそのまま未経験者に伝えるのではなく
彼らの視点で考えなければいけないということ。

ソフトボール
『ボール球振っても当らんよ。』
『はい。』

ビジネス
『そんなチェックじゃダメだよ。』
『はい。』

こんなやり取りは、仕事の中でたくさんあります。
彼らの立場になって意思決定するポイントや
行動変革するポイントを一緒に探すことが大切なのだと。

コンサルティングに強い税理士法人 御堂筋税理士法人の才木でした。


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