経営者の条件(第5章)その1
2019.08.07
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第5章 最も重要なことに集中せよ
1つのことに集中せよ
心に生産的な半日あるいは
2週間を手に入れるには、
厳しい自己管理と
ノーと言えるだけの
不動の決意が必要である。
一時に1つずつ集中して仕事をする。
これこそ困難な仕事を
いつも行う人たちの秘訣である。
その結果、他の人よりも
少ない時間しか必要としない。
成果をあげられない人の方が
多くの時間働いている。
成果の上がらない人は、
第一に、1つの仕事に
必要な時間を過小評価する。
全てがうまくいくものと楽観する。
だが誰もが知っているように、
うまくいくものなど1つもない。
予期しないことが常に起こる。
しかも、予期せぬ事は、ほとんど
常に愉快なことでは無い。
したがって成果をあげるには
余裕を見なければならない。
第二に、急ごうとする。
そのためさらに遅れる。
成果をあげるものは
時間と競争しない。
ゆっくり進む。
第三に、同時にいくつかのことをする。
そのため手がけている
仕事のどれ1つにも
まとまった時間を避けない。
いずれか1つが問題にぶつかるとす
べてがストップする。
所感
おそらく、成果を出せずに忙しい人は、
上記の三条件のいずれかに
該当しているであろう。
忙しいと行っている仕事は
本来業務・日常業務であろう。
戦略業務は、行っていて楽しい!
忙しいとは、心がないということ。
つまり、楽しくないということ。
※本来業務(重要性高く、緊急性高い仕事)
日常業務(重要性低く、緊急性高い仕事)
戦略業務(重要性高く、緊急性低い仕事)
雑務(重要性低く、緊急性低い仕事)
「成果を上げることは習慣である。』
成果を出せていないとき、または
不安に思ったときは、この3原則に
立ち返り、戦略業務をしっかり
確保することを不動の決意を
持って真剣に考えること。