女性10人との問題解決会議
2015.01.15
セミナー
御堂筋税理士法人の才木です。
今日は、お客様の女性10名の方々と業務部の問題解決会議を実施しました。
ここでいう問題とは、理想の状態と現状とのギャップを問題と定義します。
営業が好調な同社は、昨年対比130%比で仕事が増えています。
3年前までは、業務部は4人で何かあれば声がすぐ届く範囲で
仕事を行っていたようです。
現在は、人員も倍以上に増えベテラン社員は、エスカレーター式に
リーダー役にそして新入社員が増え、新入社員の声としては
「何をしていいのかわからない・・・・」
「もう少し、大枠でも仕事の流れを教えてほしい」
というような声が上がっていました。
そんな業務部の現状を見かねたトップからの依頼です。
会議の冒頭にトップからメッセージを出して頂きました。
それは、業務部の理想とする状態です。
社長
「私がこの事業を起したのは、働きたい女性が輝く場を提供したいからです。」
社員から
「へ~~!そうなんだ!」
という声も上がる。
社長
「なぜ、女性かというと自分自身も奥さんにとても助けられました。
※社長の奥様も業務部で働かれています。
子育てで大変な時期に、限られた時間を上手く活用し、
お客様に満足度の高いサービスを提供してくれていました。
その時に、このような環境にある女性はたくさんいるんだろうなと
思ったことがきっかけなのです。
だから、皆さんの問題意識は、私自身の問題意識と同じなのです。
私は、今日の議論から出た仮説を全面的にサポートいたします。」
という力強いお言葉を頂きスタートしました。
午前中は、現状と理想とのギャップをメンバー10人で
共有し、情報を集約していきました。
そして、お昼御飯は何と、ロケ弁人気ランキング評価の高い
銀座萌黄亭の二色弁当!
午後からは、現状と理想のギャップを埋めるアイデアを
メンバーで出し合い、そして優先順位を決めながら、
アクションプランの練込まで。
皆さん、意欲があるので衝突する場面もありましたが、
前向きに解決できたと思います。
キーワードとしてでてきたのが
・仕事の見える化
・スキルの多能工化→緊急時対応
・お互いのスケジュール確認
というところを具体的に自社にあったツールを
使って問題解決することになりました。
セルフマネジメントできそうなので
次回は、2ヶ月後に進捗状況チェックという
ことになりました。
細かい問題はあると思いますが、コミュニケーションを
とる場を設ければ問題解決できると感じましたね。
やはり、場を設けることは大事ですね。