経営者の条件(第5章)その2
2019.08.12
ブログ
過去を計画的に廃棄する
もはや生産的でなくなった
過去のもののために
資源を投じてはならない。
誰もが好むと好まざる
にかかわらず、
過去がもたらした
問題に取り組んでいる。
これは避けられないことである。
今日という日は、
常に、昨日の決定や
行動の結果である。
自らが成果をあげ、
組織が成果を上げることを
望むものは、
計画、活動、仕事を常時点検する。
これは今も価値があるかを問う。
答えがノーであるならば、
仕事の成果や組織の業績にとって
真に意味のある仕事に
集中するために、
それらのものを捨てる。
成果をあげるものは、
新しい活動を始める前に
必ず古い活動を捨てる。
新しいものに優しいものはない。
新しいものは必ず問題にぶつかる。
したがって悪天候に入ったときに
切り抜ける手立てを
最初から講じておかなければ、
失敗は必然である。
古いものの計画的な廃棄こそ、
新しいものを強力に進める
唯一の方法である。
せっかくの良いアイデアを
実現すべく仕事をしている組織が
少ないことが問題である。
皆が昨日の仕事に忙しい。
所感
計画的廃棄は、
頭ではわかっているが、
実行は難しい。
しかし、実行しなければ、
新しいものを強力に
進めることはできない。
新しいものは、
必ず問題にぶつかるのに。
私のような弱い人間には、
計画的廃棄のルールや基準が
必要だと感じる。
メンバーと相談して作りたい。