御堂筋税理士法人創業者ブログ

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人の才木です。

 

 

管理会計を統制という目的のもとで考えた場合、

何かの基準がなければ、差異が生まれず、

統制にならないということは、理解できます。

 

一般的には、実績値と比較する基準値として

使用する指標は、前年値と目標値が多いですね。

 

そもそも、実績値が正しいという前提は必要ですが。

 

そこで、今回のテーマとして考えたいのが

比較差異についてです。

伝統的な管理会計が、

「目標値と実績値の事後比較」という

フィードバック構造に基礎づけられていたのに対し、

これからは、

「目標値と予測値の事前比較」という

フィードフォワード構造によって

統制できればという発想が重要だと思い

この本を開きました。

 

私たちも自社またはお客様の月次決算を終え、

次の思考として、決算着地予測がどうなるのか?

その着地予測数値と目標値との差異はいかほどか?

その要因は何か?

と考えるようにしています。

※まだまだ精度、思考力とも弱いですが・・・。

 

フィードバックは、差異が発生してからの事後的事象

に対して、フォードフォワードは、発生前差異認識なので

事前対処になるため、現在の環境変化が激しい時代には

もってこいの方法だと思います。

 

しかし、フィードバックが事後的だからと言って

悪いというわけではありません。

フォードバックの良い点は、事実に立脚している点です。

フィードフォワードは、予測精度が悪ければ、事前対処方法を

誤ることも大いにあります。

 

書籍に例としてあげられていましたが、

人間の歩行もフィードバックとフィードフォワードの連続とのこと。

歩けるようになるには、歩けなかったフィードバック情報の蓄積で

これからの一歩を予測し、安全かつ目的に沿った歩行を行うということ。

 

また、動物の捕食も同様とのこと

相手がどう動くかを予測して、捕食に動く。

これもフィードフォワードコントロール。

 

会計の世界においては、

精度の高い予測方法がまず要求されます。

そして、その予測値と目標値との差異を認識し

その差異の原因を仮説化し、

行動の軌道修正をスピーディーに

実施することが、フィードフォワードコントロール。

 

学術的な意味は多少理解できたので、

実践でこの理解をもっと深めたいですね。

 

コンサルティングに強い税理士法人 御堂筋税理士法人の才木でした。


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